しーなねこのメモ。

最後の興味深い実験は、前述のスクーラー氏らによる別の実験で、この実験において同氏らは、「夢想」には創造性と関連したものもあることを示した。

スクーラー氏はこの実験で、夢想を2つのタイプに分けた。ひとつは、他人に意識させられないと、夢想にふけっていることに本人が気づかないタイプの夢想だ。自分の精神がさまよい始めたらボタンを押せと言われていても、これらの人たちはボタンを押せなかった。もうひとつは、夢想にふけっていることを、実験中に本人が自覚するタイプの夢想だ。自分は今、夢想にふけっていると、本人が気づくわけだ。スクーラー氏の研究結果によると、夢想を自覚しない被験者のほうが、発揮した創造性のレベルは低かったという。

つまり、単に白昼夢にひたることだけでは十分ではない。精神がとりとめもない状態になることは簡単だ。それよりはるかに難しい(そして重要な)ことは、ある程度のメタ意識(meta-awareness)を維持することだ。メタ意識があれば、シャワー中や移動中に有用な新しいアイデアを思いついたときにメモを取ったりして、ブレークスルーの瞬間を逃さないことができる。

アンニュイ(倦怠)は認識にとっては贈り物だ。しかしその鍵は適切に開けられないといけない。よりうまく退屈できる方法があるのだ。

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