しーなねこのメモ。

スティーブ・ジョブズのような、神格化された人物やその業績から何かを学ぼうというのは、危険な誘惑だ。生半可な気持ちで次のジョブズを目指す前に、次の4つのことを考えておこう。

1つ。相互関係と因果関係は別物だということ。ジョブズが図表の多いスライドを多用するのは、彼が魅惑的な語り手であるからだ。もしそういうスライドを使いたいのなら、巧く話せる必要がある。

2つ。成功した会社が成功した後にやったことは、必ずしも成功の要因ではないということ。

3つ。成功にはいくつもの道があること。ジョブズのやり方が、あなたに通用するとは限らないし、あなたのやり方が、ジョブズに適合するとも限らない。

4つ。タイミングはすべてじゃないが、大事だということ。アップルがやったことを読んで理解したころには、同じことをやろうとしても窓は閉ざされてしまっているだろう。

見習うことが危険だからといって学ぶことが何もないということではない。ジョブズから学ぶべきことは3つある。1つ。人が何を欲しがっているかに気づく前にそれを提供しろ。2つ。ユーザーインターフェイスと製品のデザインを重視しろ。3つ。その人のキャリアで最高の仕事ができるような場所を提供しろ。ほかは一切無視して構わない。もっと正確に言うなら、危険を覚悟でまねてみろ。

  1. bowmore93 reblogged this from shiinaneko
  2. shiinaneko posted this
More Information